widgets-win11
要約:
レジストリエディタで"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Dsh"に
"AllowNewsAndInterests"(DWORD32)を作成し、値を"0"にする
.regファイル ダウンロード

Windows11のウィジェットを無効にする方法 2種

Windows Vista/7のガジェット、Windows 8/10のライブタイルの代替として、Windows 11ではウィジェットが追加されました。ただ、タブレットとして使用しているときに、左端スワイプ時に間違えてウィジェットバーを表示してしまうので、無効にする方法を調べました。
※管理者アカウントで実行する必要があります。

グループポリシーエディターで無効にする (Windows 11 Proのみ)

widgets-gpedit

  1. 「ファイル名を指定して実行」(Windowsキー+R)で、"gpedit.msc"を実行
  2. 「ローカル グループ ポリシー エディター」で[ローカル コンピューター ポリシー > 管理用テンプレート > Windows コンポーネント > Widgets]を開く
  3. "Allow widgets"を選択してダブルクリック、"無効"を選択して"OK"を押す。
  4. エクスプローラを再起動、またはサインアウト=>サインインで適用される
widgets-gpedit-dlg

レジストリエディタで無効にする

widgets-reg
  1. 「ファイル名を指定して実行」(Windowsキー+R)で、"regedit"を実行
  2. 「レジストリ エディター」で"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft"を開く
  3. [右クリック > 新規 > キー]で"Dsh"を作成
  4. "Dsh"キーに移動して[右クリック > 新規 > DWORD(32ビット)値]で
    "AllowNewsAndInterests"を作成
  5. 値が0で無効、1で有効になる
  6. エクスプローラを再起動、またはサインアウト=>サインインで適用される

ウィジェットを無効 (.regファイル ダウンロード)

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Dsh]
"AllowNewsAndInterests"=dword:00000000

ウィジェットを元に戻す (.regファイル ダウンロード)

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Dsh]
"AllowNewsAndInterests"=-



結果

widgets-setting

これでウィジェットは無効になり、タスクバーのボタンは消え、[設定 > 個人用設定 > タスク バー]の項目がグレーアウトしてオンにできなくなります。Windows+W、左端からのスワイプ でも表示されなくなります。設定の項目はグループポリシー・レジストリを変更した時点で適用されますが、ウィジェットの無効・有効はエクスプローラの再起動が必要です。タスクマネージャーでexplorer.exeを再起動するか、サインアウト=>サインインしてください。

ちなみにウィジェットのメモリ使用量は、ウィジェット利用中で200~300MB、ウィジェット未設定時(サイドバーにサインインボタンが表示されている状態)で80MB弱、ウィジェット未使用時(一度もサイドバーを表示していない状態)では起動せず0MBでした。つまり無効にしなくても、間違えて表示しない限りメモリを無駄遣いすることはなさそうです。
使用時のメモリ使用量
widgets-memory-signin
未設定時のメモリ使用量
widgets-memory-signout


参考